地域と外の翻訳家 - 非公認三戸町PR大使
プロフィール
プロフィール
秋田市出身
『好きな地域で好きな仕事をする』を実践する為に青森県三戸町に住みながら、仙台本社の株式会社コー・ワークスの一員として主に北東北でITを活用した地域活性事業に取り組んでいます。 #非公認三戸町PR大使
facebook:https://www.facebook.com/tonton1205
三戸町に初めていらしたのはいつ頃ですか?
初めて三戸町に足を踏み入れたのは2016年11月。三戸町テレワーク推進事業受託企業の協力会社として。
三戸町を知るきっかけと三戸町ファンになったいきさつを教えてください
知らない町だったから、最初は何とも思ってなかったんです。
お酒が好きなので、通販もしている豊川酒店の府金孝典さんと電話でやり取りした後に買いに行ったら
ちょうど釣ってきたカジカの卵を持っていきなと。買い物に行ったのにですよ!
それ以来、酒の師匠として付き合いが始まりました(笑)
拠点にしていたアップルドームの管理人の方が親切に応対してくれたんですよ。
お試しサテライトオフィスに移動すれば今度は、近所の方から野菜をいただいたり、とてもよくしてもらった。
わかります!皆さん優しいですよね!
皆が交流できるようにと場所を提供する『だるま食堂』のオーナー・吉田広史氏と、そこで知り合った「町を盛り上
げたい!」という前向きな人との出会い。多くをつなげてくれた役場の担当者。
皆さんが温かく迎え入れてくれたことが、そして知らない人が気軽に挨拶してくれるのが嬉しくて、
三戸町を知ってわずか2-3か月で、住みたい!と思うようになりました。
そして、県外の人にお試しサテライトオフィスを体験してもらい、町を回ったのも良かった。
小山田せんべいや豊誠園食堂によく行き、「人をたくさん連れてきている人」として認知してもらえました。
お試しサテライトオフィス
企業人としてのお仕事内容を教えてください。
㈱コー・ワークスの仕事としては、IT人材育成、シティプロモーション等ITを活用した地域活性事業をしています。
プロモーションをしていく中で考えたのは、お試しサテライトオフィスに連れてくるだけではなく、予算がなく
なっても続く仕組み。『旅ライティングコンテスト2017』はライターさんの記事をファンが追っかけてくれたら
ずっと続いていくことになると考えていて、気が付けば持続可能な仕組みができてました。
自分が地域の資源を磨いたり掘り起こし、ライターさんや企業が興味をもって来てもらったりプロジェクトに発展
すれば、町の人が喜び、地域が活性化することになる。そんな循環ができればいいなと思っています。
個人のライフワークとしてはどんな活動をされてますか?
個人では、主に非IT分野で、販路拡大、輸出、商品開発の手伝いをしています。
ライフワークを始める発端は何だったのですか?
農家さんは作物以外でもっと稼いでいいのではないか?と考えました。
例えばりんご半切箱は生産中止になっていて、現在あるものを使いまわししている。
でもネットで高く売られていること を知り、生産者にはお金が入らないのに・・と。
意味づけし付加価値をつければ売れる・・と考え、異業種交流会 ONE CLICKで知り合ったクリエイターさんと
協働することにしたのです。焼き→ペイントを施して、プラス丸末農業生産㈱さんの屋号の信頼を加えて試作。
他の農家さんが作りたい!と手を挙げてくれれば、木箱の生産が復活し、売る仕組みができる。
輸出用にも使えるように英字にしたことで、インテリアにもなる木箱が出来上がりました。
ステキですね! アイデアが次々・・
これらはゼロから作ったのではなく、今あるものの掛け算。
誰も損をしない、売れればそれだけプラスになる仕組み。
最初に知り合った丸末農業生産㈱の船場社長に自由にさせてもらえるからできることなんです。
おいしい三戸町のりんごを輸出することもできたし、高級リンゴ「はるか」を使ってジュースを絞り
ブランド化したいと試作した。ラベルも出来上がり、これからクラウドファンディングを活用して、プロモーショ
ンをしていきます。
多くの人は、見えないもの、情報がないものに対しては不安と不信があります。だから見せるための行動をし、
巻き込んでいく。
あるものとあるものの掛け合わせ。やっていなかっただけでできないことではないと伝えていきたい。
例えば農家の子供たちが、農家でも儲かるなら継ぎたいという選択の幅を広げてやりたいんです。
広義に地域を活性化することを目指していらっしゃるのですね。 これからもご活躍を期待しています!ありがとうございました。
【編集後記】
一見で老若男女問わず信頼を勝ち得ることのできる人間性。とてもチャーミングな方です。
三戸町で外との繋がりを多く持つ期待の星!ですね。でもご本人は、あるものを掛け合わせただけと仰る、
その謙虚さがまたファンを増やすんですねー・・三戸町にはなくてはならない存在です!!
この方の勢いは止まりません(笑)
わくわく感と笑いと伸びしろのある三戸町へおんでにゃ。