小中一貫三戸学園 三戸町立三戸小・中学校
学校の特色
小中一貫三戸学園は9年間で子どもを育てる教育課程
小中一貫三戸学園は町内の2つの学校によって構成されています。三戸小中学校と斗川小学校です。斗川小学校が小中が別の校舎で学ぶ分離型であるのに対し、三戸小中学校は小中が同じ校舎で学ぶ一体型小中一貫校と呼ばれます。
三戸学園では初等部4年、中等部3年、高等部2年の4・3・2制をとり、9年間で子どもを育てる教育課程を導入しています。
「子どもたちの順応性は高い」と校長先生
三戸町に移り住む以前にお子さんが通っていた学校が6・3制の小学校、中学校だった場合、小中一貫の三戸学園に転校させるのは心配、不安があるかもしれません。
その点を校長の小泉一純先生にうかがったところ「子どもたちの順応性は高い」というお返事。
小中一貫三戸学園三戸小・中学校の小泉校長。「子どもたちはすぐに順応します」
校長先生にお聞きしたお話をご紹介します。
6・3制から4・3・2制に移行するにあたってよく言われるのは「6年生のリーダー性はどうなんだ?」ということですね。他の小学校では6年生が最上級ですが、4・3・2のくくりだと中等部の一番上は7年生。6年生は中等部の2番目なんですね。
そこで、まずは6年生がリーダーである、という考え方をやめましょうというふうにしたんです。6年生だからリーダーをやるというのは、あくまで単独の小学校の話。三戸学園は9年間を通して子どもを育てていく。7年生に中等部のリーダーをやってもらう。そういう意識でやっていく、という話をしています。
根本的なところを変えていかなきゃいけない。子どもたちは、すぐに順応します。
中1だと中学校の最初の学年なので、先輩たちを見ながら何でもやっていくというのが一般的です。しかしここでは中1、つまり7年生は中等部のリーダーなんです。
例えばボランティア遠足で城山へ行く時には7年生は5、6年生を引き連れて、指示をしたりするわけです。そうやってリーダー意識を持たせます。
部活動は中学校の部活に入りますから、上には高等部の8、9年生がいるわけです。
学校のなかの中等部ではリーダー。部活に行くと一番下で高等部の先輩を見習うというかたちです。それを切り替える。実際、切り替えることができていますね。子どもたちの順応性は高いです。
9年間を見通した小中一貫教育で起こった変化とは?
校長先生のお話しをうかがうと「なるほど!」と思うと同時に、9年間を見通した教育課程、独自の科目(立志科)の導入等で、学校が、児童生徒が、先生が、保護者がどのように変化したのか?など興味はつきません。
前任校が三戸学園斗川小学校、そして現在は三戸小中学校と、小中一貫三戸学園を長年にわたって内側から現場で見、支えていらした中等部教頭の小坂先生にもお話をうかがいました。その模様は小坂先生のインタビューページでご覧ください。(本ページ下部の「学校インタビュー」からご覧いただけます。)
学校ギャラリー
学校紹介動画
学校インタビュー
小中一貫教育はこれからの日本の学校のスタンダードモデルになるのではないか..(小中一貫三戸学園 三戸町立三戸小・中学校 中等部教頭先生インタビュー)
小中一貫三戸学園 三戸町立三戸小・中学校(現五戸町立切谷内小学校) 中等部教頭
小坂 尚
小中一貫教育はこれからの日本の学校のスタンダードモデルになるのではないか..(小中一貫三戸学園 三戸町立三戸小・中学校 中等部教頭先生インタビュー)
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